介護保険制度とは

高齢化社会という言葉が一人歩きをしていますが、実際に日本において高齢者の人口の占める割合ということをきちんと把握をしているのかどうか、疑問を感じる所です。

介護保険制度の背景とは

もともと我が国において高齢者保健福祉政策については、ちょうど今から55年ほど前に1960年に老人福祉法が成立しました。その当時の高齢者の割合というのは、5.7%でした。その後50数年の間に様々な高齢者保険福祉政策は、その時代に沿って様々ことがありましたが、2000年に入ると、高齢者の割合がなんと17.3%ということになり、2000年に介護保険が施行されることになりました。

ここまでの経緯においては、老人福祉においても老人医療においても様々な問題があり、高齢者の国民の人口に対する割合が20%近くということになると、従来の老人福祉政策や老人医療政策などが対応できなくなってしまったということが、介護保険導入の背景です。

介護保険の概要

つまりもう少し突き詰めていくと、高齢化に伴い介護が必要な高齢者が増加し、介護期間の長期化が進んで、介護ニーズが増大する現状があり、更には核家族が進行し、介護する家族の高齢化など、介護する環境もかなり変化してきました。このことで、身内による介護というよりも、社会全体で支え合う仕組み創設をするというのが、介護保険の概要ということになります。

介護保険のポイントは厚生労働省が示していることとしては、

  • 自立支援:単に介護を要する高齢者の身の回りの世話をするだけではなくて、高齢者の自立を支援するものであるということ
  • 利用者本位:利用者の選択によって、多様な保健医療サービスや福祉サービスが受けられる制度であるということ
  • 社会保険方式:給付と負担の関係が明確な社会保険方式を採用

ということです。

介護保険の特徴

介護保険の特徴については従来地方公共団体主体となっていた高齢者向けの様々なサービスが、利用者が主体になっているということです。つまり、従来については、市町村の行政が窓口になっているために、仕組み全体が縦割りと言うこともあって、実際的ではないという点で実に使い勝手の悪い制度であり仕組みでした。

ところが、介護保険については、あくまでも利用者本位ということになっていて、次のような特徴がある点は特筆すべきであるといえます。

  • 利用者が自らサービスや事業者を選ぶことが出来る
  • 介護サービスのケアプランを作って、医療や福祉のサービスを総合的に利用できる
  • 従来は行政が担当していたけれども、現在は民間企業、NPOなど多様な事業者がサービスを提供している
  • 所得にかかわらず10%の利用者負担

以上、介護保険は、高齢者の割合が20%近いということもあり、とても行政だけでは対応ができなくなったことで、民間などの様々な事業者が参入出来るということは、その業界において競争がおこるということもあり、結果的に利用者本位のサービスが確立するのではないかと思います。

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