自分の人生において、大事な人を失う機会というのはそれほど多いことではありません。基本的に身内を失うということになるのですが、大事な人を失うということでやらなければいけないことは多々あるのですが、特に難しいのが、遺品の整理です。一つは故人が残したものをどのように対応したほうが良いのかということが、判断が難しいということもありますし、大切な人が亡くなってしまうと、気持ちの整理もつきません。ただ、そういう状態にしておくというわけにも行かないので、結果として遺品整理をせざるを得ないということになります。遺品整理というのは、故人が遺した物をどのように整理をしていくかということで、具体的には、残しておくもの、処分してしまうものを整理することを言います。

遺品整理の注意点

遺品を整理する上で注意をする必要があるのは、まず、遺品の整理を自分たちでやるのかどうかということと、遺品整理業者に依頼をするのかということです。残されたものが遺品整理をする場合のメリットは、心の整理をするきっかけになるということです。故人はもうなくなってしまったということを心情的に割り切れないことが多いですけれども、遺品を整理することで現実を受け入れることが出来ます。自分たちでやることですから、コストもほとんどかかりません。デメリットとしては、故人を思い出してしまうという事と実務的な手間がかかるということです。専門業者に依頼をすれば、こちらはプロが整理をしますので、作業はスムーズです。デメリットとしてはコストが高くなる場合もありますし、業者によっては遺品を大事に取扱わないこともありますので、業者選びは慎重に選ぶ必要があります。オススメなのは MAIDMANという名古屋の遺品整理専門の業者さんです。

また、遺言の有無も確認しましょう。もし、遺書に遺品に関する記述がある場合は、それに従う必要がありますので、遺言の存在はとても大きなものになります。また、遺言ではなくエンディングノートに遺品のことが記載されていれば、故人の遺志に従って対応するようにして、故人の遺志を尊重するようにしましょう。

さらには、遺品についての相談は必ず親族にも相談をするようにしましょう。勝手に遺品の整理をしますと、親族間でのトラブルになる可能性もありますので、そのあたりはしっかり親族らと意思疎通をして、できるだけ不満がないようにする配慮も必要です。

最後に遺品の整理については、やはり故人への思い入れが強い場合などはなかなか処分するということは難しいこともあります。その場合は無理に処分をしてしまうと、あとで後悔をすることもありますので、そういう時は1年や2年待ってみて、もう一度処分するかどうか検討してみるようにしましょう。